マドモアゼル愛先生の『月は欠損である』を考える
こんにちは。
星読みの世界では太陽系の10天体を
人間の意識と紐つけるわけですが、
10天体にはそれぞれ
いくつかのキーワードがあります。
月のキーワードは
7歳までの自分 多面性をもつ母親の一面 子どものままの自分 妻
模倣 幻想 無意識 受容性 大衆性 揺らぎ プライベート 落ち着くこと
などです。
キーワード同士が
結びつかず
もわ~~んとして
とらえどころがない。
私にとってもっとも
難解な天体です。
くわえて、
マドモアゼル愛先生の
月は欠損である理論には
欠損 不得手 偽りの自分 純粋性
というキーワードが出てきます。
3万語におよぶ先生の理論を
私なりに解釈してまとめると
月の星座の性質はその人に
決定的に欠けている資質ではあるが
自分の欠損であることを受け入れつつ
その性質こそが人間の在るべき理想の姿だと
憧れる純粋さこそが大衆に訴える力をもつのである
月とは純粋性である
となります。
ものすごく
平たく言うと、
やっぱり人間は難しいことに挑戦したほうがいいんだよ
オレはいやだけど
という高田純次さんのように、
やっぱり人間は◯◯ほうがいいんだよ
わたしは△△だけど
という態度です。
ちょっと
月星座獅子座(私です)で
練習してみましょう。
月星座が獅子座の人は、
獅子座の
公正明大な風格ある魅力
自信に満ちた不屈の胆力
に恋焦がれながらも
それらの性質は決定的に
欠落しているので
手に入れることは
永遠に叶わないのです。
しかし、
やっぱり人間は誇り高く堂々と
お天道様に恥じることのない自分を
貫いて生きたほうがいいんだよ
あたしゃ無理だけど
と深く深く
会得することで、
公正明大な風格のある魅力
自信に満ちた不屈の胆力
という普遍的な価値に憧れる
子どもらしい純粋さが守られる
というのです。
この純粋さこそが月の真価であり
人の無意識に訴える力であると。
月は7歳までの子供時代に培った思いを純粋に持っています。なので、7歳の子供では社会に通用する能力も才覚もありません。しかし、7歳までの子供にしか持てないもっとも重要なものがあります。子供の純粋な思いです。
月はその後の社会的な価値や発達や意識の拡大という重要な要素まで捨てさせて、守ったものがあったのです。それが私たちの月が持つ、たったひとつの決して汚されることのない純粋性です。
お月さまが願うこと 前編 | マドモアゼル・愛 オフィシャルブログ「水瓶座時代」Powered by Ameba
わたしたちは
時間を遡って子どもに戻ることも
時を止めて7才の子どものままでいることも
できませんが
子どものころの純粋さを
自らの中にとどめたまま生きること
はできるのです。
やっぱり人間は◯◯ほうがいいんだよ
わたしは△△だけど
この構文で
欠損を純粋性に変換してみると
靄が晴れていくような感覚を
おぼえるのではないでしょうか?
欠損を純粋性に変換することで
純粋さをのこした大人へと
変容していけると思うのです。
子どものままの人、もしくは
子どもに戻ろうとする人、と
子どもの純粋さをのこした人
はベクトルが真逆です。
前者は月に
後者は太陽に
向いています。
私たちが向かう方向は
月ではなくやはり
太陽なのでしょう。
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月は欠損である理論については
つづきを書いていくつもりです。
月星座獅子座以外の
〇〇にあたる部分も
次回以降に。
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